下水道の改築、更新、更生には仮排水工(水替え工)をご検討ください。設計のご相談承ります。

概 要

特 長

パスカル君

パスカルJr.

本管用汚物ポンプ

 


特長

仮排水工法の特長

施工品質及び出来形の確保・確認が可能

 

ドライな環境で管体検査を行うことができ、施工品質及び出来形の確保・確認が可能です。
住民に協力してもらい施工時に排水を一時的に止めて、施工が終わったところから供用開始し、検査時に適正な検査ができる状態にないということはありません。
施工から検査までのストーリーが描けることが大事だと考えています。

ドライな環境で管体検査 ドライな環境で管体検査ができる

異常自動通報機能

 

万が一の場合は、自動的にメールにて管理者へ通報を行います。無線方式のため、電話回線工事等が必要ありません。
複数の人に同時に通知することができます。また、復旧通知も可能です。
停電の通報も可能です。商用電源使用時の地域停電・過負荷によるブレーカー断、発電機使用時の燃料切れ・盗難による電力供給断を管理者に通報することができます。

異常通報は管理者に電子メールで届きます

パスカル君、パスカルJr.の特長

φ150mm以上の宅内桝に対応可能

 

宅内桝はその多くが小口径桝となっており、汚物ポンプが物理的に入らないという問題がありましたが、パスカル君(Jr.)は、この問題を解決し、小口径桝からでも仮排水を行うことが可能です。

150mmの小口径桝にも対応が可能

バキューム方式を用いて詰まりを解消

 

家庭から排出される汚水は、宅内桝部分では、まだ固形物が残っています。汚物ポンプを使用できたとしても、小口径クラスのポンプではこの固形物により詰まりを引き起こします。
φ40mm配管を用いた
バキューム方式にすることにより、ポンプや配管の詰まりを解消し、確実に仮排水を行います。

 

吸引不稼動時

両矢印

吸引稼動時

 

 

 

※自動真空弁の機構は現在特許出願中です。

省エネ対策

 

宅内桝には家庭からの排水が流入することはほとんどありません。宅内桝からの吸引が必要となるのは1日数回程度で、ほとんどが吸引不稼動状態です。吸引不稼動の状態が多いと真空圧力が高い状態になりやすく、真空ポンプを常時運転する必要もありません。吸引不稼働時に真空圧維持されているときに自動運転停止することにより、無駄な電力を消費しないようにしました。常時運転に比べて20〜25%の消費電力になりました。
運転を停止することが多いので、
騒音防止にもつながります。

高真空圧力を維持すると自動運転停止するので、省エネで騒音対策になります

 

 ※高真空圧力維持による自動運転停止機能は現在特許出願中です。

 

特殊汚物ポンプの特長

すべての汚物ポンプが1号人孔に入る形状

本管仮排水用に50A・80A・100A・150A・200Aの5種類の汚物ポンプを用意し、すべてのサイズの汚物ポンプが1号人孔に入る形状になっています。 特に150A・200Aのサイズは、汚物ポンプ特有のベンド管を改良し、幅を54.6cmに抑えました。
2号人孔にはこの特殊汚物ポンプが2台設置可能です。

8インチ口径の汚物ポンプでも54.6cmの幅しかありません

その他の特長

本管と宅内桝を確実に仮排水

 

数多くの施工実績とノウハウをもとに、本管と宅内桝を確実に仮排水するための仕組みを構築し、現場状況に応じた機器を豊富に取り揃えております。

生活環境の維持

 

本管と宅内桝を同時に仮排水する不断水工法であるため、住民は24時間日常生活がそのまま維持できます。また、クローズドタイプであるため悪臭等を出しません。騒音レベルは深夜モード55.5dB(周辺7m以下)に設定可能であるため施工による不快感を低減します。

地球環境に優しい

 

施工スパンに汚水の流入がなく、ドライな環境で施工ができるため、土壌や地下水を汚染しません。

コストパフォーマンスの向上

 

必要な機能は維持・改善・開発し、無駄な機能の簡素化を徹底的に行うことによって、機器・作業効率・システム構成全てにおいてコストパフォーマンスの向上が可能となりました。

作業効率の向上

 

宅内桝バルブ制御は、桝内に自動真空弁(パスカルバルブ)及び吸引ホース(管)を入れるだけで完了します。煩わしい配線等を最小限にすることにより、作業効率が向上します。また、真空制御ユニット及び真空タンクユニットも操作を極力簡単にし、操作に必要な箇所がひと目で分かるように工夫しています。

作業環境の確保

 

作業員が汚水に触れないため、雑菌等による作業環境の汚染がありません。

宅内桝の数に応じて自由にアレンジ

 

1ユニットに制御できる宅内桝の数に制限がなく、また真空制御ユニットと真空タンクユニットがセパレートタイプであるため、現場の状況に応じて自由にアレンジできます。

(例)

真空制御ユニットを離れた場所へ設置することにより騒音対策となります。
1つの真空制御ユニットに3つの真空タンクユニットを接続することにより、広範囲にわたり、排水が可能となります。(流量によっては真空制御ユニットの増設が必要です。)